「段ボール肉まん」はやらせ、中国TVが謝罪

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070718i315.htm

 【北京=佐伯聡士】豚肉の代わりに使用済み段ボール紙を詰めた肉まんが北京市内の露店で違法に販売されていたと北京テレビが報道し、市公安局が調査した結果、テレビ局の“やらせ報道”であることがわかったと、市政府系のインターネット・ニュースが18日伝えた。

 これを受けて、北京テレビは「管理が行き届かず虚偽の報道をしたことで社会に良くない影響を与えた」と謝罪したという。

 同ニュースによると、市公安局の調べでは、6月中旬、北京テレビの番組「透明度」の臨時職員が自ら持参した肉や段ボール紙などを出稼ぎ労働者ら4人に渡した上で、水に浸した段ボール紙を肉に混ぜて肉まんを作らせた。その過程を自分で撮影し、編集、今月8日に放映し、国内外で大きな反響を呼んでいた。

 「食の安全」をめぐっては中国国内でも都市部を中心に関心が高まっており、新聞やテレビで報道合戦が起きている。

(2007年7月19日0時23分 読売新聞)

やらせ、って、何でわざわざそんな放送やったんだろう……。
実はこの報道自体が捏(ry

「自分じゃ食べません」 マグロなしの“ネギトロ”、次亜塩素酸ソーダ漬け“カット野菜”…客に言えない日本の食品事情

http://news.livedoor.com/article/detail/3233123/
【社会】 「自分じゃ食べません」 マグロなしの“ネギトロ”、次亜塩素酸ソーダ漬け“カット野菜”…客に言えない日本の食品事情★5

 ミートホープのデタラメぶりに消費者は唖然としたが、食品関係者はさほど驚かなかったという。あそこまでひどくはなくても、「食べ物」の現場では似たようなことが行われているからだ。決して客には言えない実情を聞いた。

●回転寿司編

「大手チェーンでは皿にICタグが付いていて、一定の時間が来ると自動的に廃棄されるようになっていたけど、いま働いている小さな回転寿司店では、客が取らなかったマグロは醤油にくぐらしてヅケ丼、白身は塩水で洗って海藻にのっけて海鮮サラダ、イカはキュウリと混ぜマヨネーズでにおいを消してイカキュウリ巻きとして出してる。軍艦巻きの多くが“再利用”だね。シャリもにおわなければ、ネタをのせ替えて使えと言われてる」(回転寿司アルバイト店員)

 閉店後に残ったネタのアジもイワシもごちゃ混ぜにしてミンチにし、マーガリンを加えて、マグロがまったく入っていない「ネギトロ」を作るなんて朝飯前だ。

●スーパー編

「お魚はまず刺し身用として並べ、2日間売れなかったら調理用、それでも売れなかったら塩焼きなどにして総菜コーナーに並ぶのですが売れ残った調理用の一部を刺し身盛り合わせにして再び生食用として出すことがあります。加工日がその日になっていても、お店に3日間も並んでいたということです」(スーパーのパート店員)

 売れ残ったコロッケやメンチカツを粉砕し、翌日の材料に混ぜてしまう中小スーパーもある。

●調理食材編

 カップやビニール袋に入ったパックサラダは、いつまでもパリパリで色も変わらない。何か変じゃないか。

「カット野菜は次亜塩素酸ソーダの入ったプールに濃度を変え何度もつけて殺菌し、pH調整剤も加えるとシャキシャキ感が長持ちします。もちろんその後に水洗いしますが、自分じゃ食べたくありませんね」(食品メーカー担当者)

 パックサラダに入っている輪切りのゆで卵は、なんで同じ大きさで白身だけの端っこがないのか。業者は白身と黄身を別々に仕入れ、中心に丸い棒を差し込んだ円筒にまず白身を流し込んで加熱し、次に丸棒を抜いて黄身を流し込んで再加熱する。こうすれば、どこを切ってもまん丸で同じ大きさのゆで卵のスライスができる。害があるわけではないが、これでもゆで卵っていうのかなあ。

●食肉編

 ミートホープは肉に水を注入していたが、ハム業界ではそんなことは常識だ。

「さすがに水では肉がグチャグチャになってしまうので、卵白や大豆を原料にしたゼリー液を使います。豚肉のかたまりに100本くらいの注射器でいっせいに注入するのですから、それはすごい光景ですよ。ゼリー液は加熱すると固まりますが、加熱前はブヨブヨでプリンハムなんて呼ばれています。きちんと作られているハムも多いですが、妙に安すぎるハムは疑ってみたほうがいいでしょう」(「食品の裏側」の著者・安部司氏)

 狙いはもちろん増量だ。注入するのをゼリー液でなく、和牛の脂肪や牛乳タンパクにして赤身牛肉に注入すれば、安い霜降り肉の一丁上がりである。

【2007年7月11日掲載】

最近は、国内外問わず、食品の問題が多いですねぇ……。
安いものには裏がある、只ほど高いものは無い、か。